唾液採取時の注意事項は何ですか?

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①唾液採取の30分前から、歯磨き、喫煙、飲食(水を含む)は控えてください。
 唾液に食後の食べかす等が含まれていると、DNA抽出が阻害される可能性があるため、基本的には歯磨きをして、口腔内を清潔な状態にした後の唾液採取が理想的です。
 ただし、歯磨き後は唾液中のDNA量が少ない状態ですので、歯磨き後30分以上時間を空けてから
 採取してください。

 ※歯磨きができない場合は水でよくうがいした後、30分以上時間を空けてから採取してください。

②規定量より多く、または少なく唾液を入れない。
 保存液には唾液の分解を防ぐ成分が含まれています。
 唾液量が多すぎると、唾液量に対する保存液が不足し、唾液内のDNAが分解される可能性が高くなり、唾液量が少なすぎると、検査に必要なDNA量が不足します。

<乳児の場合>
 母乳には母体のDNAが含まれているため、授乳後はお子様の口腔内に母乳が残っている可能性があり、採取したお子様の唾液中に母親のDNAが含まれていると正しい解析結果が得られません。
 母乳を飲むお子様から採取する場合、授乳直前が望ましいですが、授乳後であれば、
 1時間以上時間を空けて採取してください。

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